開眼...其の一
〇〇さんとの事は少し置いておいて...
前、お話ししていたタクシーの運転手さんとの経験をお話しします...
私は43歳でした。周りからは、見た目も身体もまだ30前半とよく言われていた頃です。
その頃は今よりも少し痩せてて、いわゆる痩せムッチリ体型でした。髪はウェーブのかかったロング、お化粧も少し派手気味で、露出も結構していました。膝上のスカートにノースリーブニット。
黒のTバックパンティにピンクのブラが私のお気に入りでした。男性の同僚や先輩達からもよく誘われていた時期でした。
子供も分別がつきだして、主人も短期出張の時期、割と自由がきいていました。
その日は同僚達との打ち上げでした。子供は実家に預けてお泊り。帰っても誰もいません。思い切り羽根を伸ばすチャンスでした。
一次会の後、みんなの流れに乗ってバーへ向かいました。おそらく私は一番目立っていたと思います。 すぐに違うグループの男性達から声がかかり、カクテルやお酒をご馳走になりました。私はあまり飲めないので、気持ちだけ頂きました。男性達からメールや電話番号をしつこく聞かれ、肩を組まれて写真も撮られました。中には酔ったせいか、腰に手を回してお尻を触ってくる方もいました。
「ダメですよ〜!もう私人妻ですから〜」
などと雰囲気を壊さないように笑顔で振舞っていました。
私が教師だと言う事が分かると、余計に言い寄ってくる男性がいました。勤務先は伏せたまま、男性グループと私達は楽しい時間を過ごしました。
同僚から
「〇〇さん、すごくモテるね! 綺麗だもん!羨ましい!」
と言われ、私は舞い上がって、
「仕事変えちゃおかな〜」
などと話していました。
異性の同僚からも
「独身なら絶対押し倒してるよ〜!」
と言われて有頂天になっていました。